オペレーション戦略/業務改革

ゲストを大切に思うがあまり、結婚式が出来なくなってしまう?

editor:佐崎 磨生 / Appreciate

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沖縄リゾートウエディング協会が訴求する「おきなわファミリー婚」が好調のようですね。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140813/bsd1408130500003-n1.htm
台湾や韓国、香港からの集客を行っているという点にもなるほど!と思わされますが、
ターゲット層のメインは67万組の半数と言われる国内の「ナシ婚層」とのこと。
ナシ婚層の4割が「将来的に結婚式があるかもしれない」との調査結果もあり、
潜在的な需要は間違いなくあります。
沖縄に限らず、ナシ婚層へのアプローチはますます盛んになっていますが、ポイントは
ナシ婚層の多くが、”新郎と新婦だけ”ではないことです。
沖縄観光協会が訴求する『沖縄ファミリー婚」も、夫婦だけでの申込はできず、
「夫婦と子ども」「夫婦と親族」といった”家族”を軸においているようです。
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私自身も以前、あるご夫婦からお話を伺った事があります。
1年前にふたりだけで海外挙式のみをされており、元々披露宴を行うつもりは無かったおふたり。
「披露宴はしないの?」とご家族や周りからの声もあり、迷われていたそうです。
お話を伺ったときは、奥様は、できることなら披露宴をしたい、と強く思われており、
これから会場を回ってみます、とお話されていました。
その後、気になってお電話で状況を伺ってみると、いくつか会場も見学に行かれたそうですが、
新婦様から「やっぱり披露宴はしないことにしました」
とのお返事が。
「自分たちにも子どもがいるが、来てくれる友人ゲストの多くがママ。子どものことを考えると
わざわざ出てきてもらうのも申し訳ない。子どもがいて生活も大変なんだから、ご祝儀を貰うわけにはいかない。」
電話口の新婦様の声は少し震えていたように思います。
ゲストのことを大切に思うがあまり、逆に結婚式が出来なくなってしまう。
そんな風に思う方もいらっしゃいました。
おめでた婚であれば、ゲストもおなじく子育て世代だったり、
一昔前と比べると晩婚化も進んでおり、そうすると新郎新婦のご両親やご親族も
以前に比べるとより年齢が上になる、ということでもありますから
そういったゲストへの配慮が、新郎新婦に取って「結婚式をする・しない」の判断の
ますます重要な位置を占めていくように思います。
  • editor紹介
  • 佐崎 磨生 / Appreciate
  • Appreciate 代表
    手作りアイテム制作を中心にカップルの結婚準備を支援する一方、会場の媒体コンサルティングなどを実施。またカップル向け結婚準備セミナーの主催や、業界初の花婿向けウエディングセミナーの運営に参画し、ナシ婚率0%を目指し活動している。

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