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Good Wedding Award 2014 「どんな結婚式をするのか」ではなく、「なぜ結婚式をするのか」

editor:佐崎 磨生 / Appreciate

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20140805_main8月5日 都内でリクルート ブライダル総研主催のGood Wedding Award 2014が開催されました。

 

2011年から開催されているGood Wedding Awardは今年で4回目。

全国からの応募総数313名から一時審査を経て勝ち残った8名のファイナリストに共通していたのは、 プランナーさんの人間力や現場力といった点のように感じました。

単にプランナーとしての仕事の範疇にとどまらず、自社会場の売上げにはまったくならないにも関わらず、 それがその新郎新婦にとって、友人や周りの人にとって大切なことだから、と神社での挙式のプランニングに 心血を注いだプランナーさんや、結婚式準備だけではなく、そもそも夫婦として向き合えていないカップルへ 自ら気づいてもらい、夫婦として向き合えるようなきっかけ作りを行うプランナーさんなど、 単に結婚式の成功だけではなく、その先のカップルの人生までを見据え、自分が大切だと思うことをしっかりと 行っている方が多いように思いました。

 

中でも、ファイナリストの一人、鎌倉 綾香さんが「結婚式のテーマは人生のテーマになる」とお話されていたのが印象的です。

人間力、という点では同じくファイナリストの佐伯 恵理さんは、ご自身の結婚・出産の体験などから、おめでた婚で不安な新婦さんの気持ちを思いやり、出産費用のカウンセリングまで行うことで、想い通りの結婚式を挙げていただけた結婚式を発表されていました。

審査員からの質問に、「結婚・出産を期にそれからの人生のシュミレーションをしていたら、これって披露宴のプログラム作りと同じだと気がついた。だからプランナーは子育てに向いている。うまくやっていける、と確信した」と力強くお話されていました。 結婚・出産のタイミングで辞めるプランナーさんも多いのですが、今や全体の25%、4組に1組(厚生労働省発表より)がおめでた婚のカップルの時代、自分の結婚式を担当してくれるプランナーさんが子育ての先輩でもあったら、きっと大きな安心感にもつながるのではないでしょうか。

 

20140805_main2そして、今年のグランプリは、山本 恵さん。 結婚式をするつもりがなかったカップルが、結婚式を通して地元を活性化させたい!とプランナーさんと一緒になって考え、進めた結婚式。地元の神社や廃校で、おふたりが作った野菜を使ってゲストをおもてなし。 そこには、おふたりならではの、おふたりだからこそできた結婚式がありました。

 

一組ごとに全く違うバックボーンがあり、結婚式への想いもちがうはず。 そして、結婚式は単なる2時間のイベントではなく、ふたりとその周りの人々との人生の大切な出発点。 それを単にフォーマットの進行や演出に落とし込む接客をするのではなく、一組ひとくみとしっかりと向き合い、「どんな結婚式をするのか」ではなく、「なぜ結婚式をするのか」、相手の気持ちになって 想いを引き出し、それが叶えられる結婚式を実現させる。 当たり前のことのようですが、なかなか出来ないことなのかも知れません。 しかし今回のファイナリストの発表を通して感じられることは、 今必要されていることはまさにそういった当たり前のことを改めてきちんと行っていくことこそが良い結婚式を 作る方法だということでした。

 

  • editor紹介
  • 佐崎 磨生 / Appreciate
  • Appreciate 代表
    手作りアイテム制作を中心にカップルの結婚準備を支援する一方、会場の媒体コンサルティングなどを実施。またカップル向け結婚準備セミナーの主催や、業界初の花婿向けウエディングセミナーの運営に参画し、ナシ婚率0%を目指し活動している。

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