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ナシ婚を減らすにはカップルに対してではなく、周囲へのアプローチが大切

editor:佐崎 磨生 / Appreciate

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20140825
「ナシ婚」層へのアプローチについて、皆様日々お考えのことと思います。
先日、BIAやホテレスアカデミーで講師を努める羽賀氏から示唆に富むお話を伺ったのでご紹介します。
結論から言うと、「ナシ婚」層へのアプローチは、カップルに対して行うのではなく、家族や親族に対して行ってみては、ということ。
 
先日のぐるなびウエディングの調査データでも、「ナシ婚」層の親の半数以上が、「結婚式を挙げてほしい」と直接子どもに伝えていない、という結果が出ています。
「経済的事情」「授かり婚」「セレモニー的行事が嫌」というナシ婚の三大理由は、どちらかと言えば自分目線の理由です。

 

「経済的事情」をもう少し詳しく見ると、「結婚式資金にする貯蓄が無い」「あるいは、将来への不安から結婚式にお金をかけたくない」といった理由になりますし、授かり婚の場合は、タイミングもありますが、やはりまだまだ周りに遠慮してしまう人も多いと聞きます。
「セレモニー的行事が嫌」という理由は結婚式が見せ物にしか思えないのでしょう。

 

この理由を見ていて気になるのは、どの理由も「自分たちにとって」という見方をされている事です。

 

「ゲストにとって」という見方はしないのでしょうか?

 

実際に結婚式を行ったカップルの8割以上が行って良かった、と感じています。
(ぐるなびウエディングhttp://wedding.gnavi.co.jp/howto/21784/

 

良かった理由として挙げられているのが、
「親が喜んだ」
「家族が喜んだ」
「周りの方々の思いやりにふれたから」
といった点。自分目線ではなく、ゲスト目線の理由が多いのです。

 

「親が喜ぶとは思えない」「家族が喜ぶとは思えない」といった理由でナシ婚を選択する方はほとんどいません。
結婚式をするかどうかを考える時、「ゲストがどう思うか」を考えるカップルが少ない、ということになるのではないでしょうか。

 

これはカップルの考え方の問題、というよりも、周りの働きかけの問題でもあるように思います。

 

昔と比べ人間関係が希薄と言われている今、それは家族関係においても同様なのかも知れません。
例えば、大学入学と同時に一人暮らしを始めたり、就職のために親元を離れたり、親子の関係において、物理的な距離も遠くなりがちです。
いろいろな意味でカップルが周りのことを考える場面が減っているようにも思います。

 

そんなカップルが結婚式をどうするか考えた時、ゲスト目線で考えないのは当然なのかも知れません。
親にとっても、なんとなく結婚式をしてほしい、と直接言うのが憚られる雰囲気があるのかも知れません。
しかし、ほとんどのカップルが結婚式をして良かった、と思っているのが事実です。

 

だからこそ、周りからの働きかけができるような、結婚式を挙げようというきっかけを作れるような訴求を増やしていくことが大事になってきているのではないでしょうか。

 

次回は具体的な取り組みについて取り上げていきます。

 

  • editor紹介
  • 佐崎 磨生 / Appreciate
  • Appreciate 代表
    手作りアイテム制作を中心にカップルの結婚準備を支援する一方、会場の媒体コンサルティングなどを実施。またカップル向け結婚準備セミナーの主催や、業界初の花婿向けウエディングセミナーの運営に参画し、ナシ婚率0%を目指し活動している。

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