企業文化

多能工化(=マルチスキル化)を推進する企業文化がルーティンワークの弊害を駆逐し、社員のモチベーションUPと企業に新しい価値を創造する。[前編]

editor:編集部 / WEDDING EYE

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 2

多能工化とは何か?

「多能工化(=マルチスキル化)」という言葉をご存じだろうか。製造業などにおいて1人が1つの職務だけを受け持つ単能工に対し、1人で複数の異なる作業や工程を遂行する技能を身につけた作業者のことを多能工と呼ぶ。多品種少量生産や品種・数量の変動に対応しうる柔軟な生産体制を維持するためには、多能工の確保が欠かせない。また、人材を多能工として教育・訓練するしくみを「多能工化(=マルチスキル化)」と呼び、製造業の多くが多能工化に対して様々な取り組みを行っている。

 

ブライダル業界メディアW-EYE

 

この多能工化の導入は製造業に限った事ではない。例えばコールセンターのお客様対応においてオペレーターの多能工化が「問題解決までに対応者が何人も変わる」「問題解決までに時間がかかる」といったクレームを減らし、顧客満足度向上につなげているケースがある。また、星野リゾートのように従業員のジョブローテーションによって仕事の境界線をなくして複数のスキルを覚えさせることで、互いの仕事のフォローアップとサービスの質の向上、生産性向上に成功しているケースもある。

 

では、ブライダル業界ではどうか。役職に伴う部下の管理と指導、決裁権の拡大はあっても基本はその職種の延長線上でしかなく、サービスの質と生産性向上につながる多能工化と呼べる取り組みは決して多く耳にしない。これはいったい何故なのか?

1 2
ページの上部へ戻る